毎日同じ食事でもOK。非定型発達の食事。

2021年10月26日火曜日

ADHD 子育て法

t f B! P L

毎朝同じ食事

breads
sunnyと母は、同じものを毎日食べても飽きません。
むしろその方が嬉しい。
sunnyが産まれる前までは、母が同じものを食べ続けると3日目にゴボウ父さんが脱落していくので、仕方なく変えていました。

現在は、朝食はゴボウ父さんは気まぐれで食べたり食べなかったりなので、sunnyと母は安定して同じものを食べています。
数カ月単位でメインは変えますが、ヨーグルト・バナナなどサブは年単位でほぼ一緒。

何故同じものを食べ続けられるのか

Hot sandwich

sunnyと母は、完全に偏食ですね。
二人とも感覚過敏で、味もそうですが、匂いや食感でOK、NGが多くあります。
パンは好きでも、食パンは超熟かロイヤルブレッド。チーズはチェダーチーズのみOKとか。
このOKになっているものなら、毎日食べでも飽きることが無いんです。
毎日おいしいと思って食べられます。

OKになる傾向は、シンプル。
ホットサンドは、何もつけない食パンにチェダーチーズを挟んで焼くだけ。これ、手抜きではなく、これが一番おいしく感じるんです。

発達障害の特性

これは、我がままという問題ではなく、発達障害の感覚の特性なんだと思います。

一見、我がままや贅沢だと思われるかも知れませんが、とにかく口が受け付けない。
無理して食べようものなら、吐き出しそうになり、大惨事になりかねません。

食材1つとっても、この調理法なら大好物になるけど、その他の調理法では苦手な食べ物に。食材の数だけそのこだわりがでてきます。

偏食の傾向は親子でも違う

好き嫌い

さすがにsunnyと母の感覚過敏のポイントは全く同じではありません。
やはり、母の方が長く生きている分、鈍くなってきているところもある気がします。

あと、自分が食事を作る立場なので、無意識に自分が苦手な食材や調理法はしないということで回避できている部分が多いです。
ただ、それぞれにおかずを作らなければいけないので、夕飯作りは大変です。

無理して食べない。食べさせない。

母は、子供の頃楽しい食卓の思い出がありません。
毎日、今日は苦手な食事だったらどうしよう。。。嫌な顔したら母親に叱られる。。。
プレッシャーでしかありませんでした。

sunnyは、昼間は給食です。現在通っている小学校が給食センターとして幼稚園にも配給しており、幼稚園から馴染みのある食事なので安心感があるようです。

ただ、給食も好きなものだけではないので、献立表を見て一喜一憂しています。
学校では、好き嫌いがあると思われるのが嫌なようで、食べられないものは作ってくれた人にも失礼になるので、不味いとは言わず「お腹いっぱい」と言って残すそうです。

家の食事くらいは、リラックスさせてあげたい。
食べられるものの中だけでも栄養バランスは考えられます。
なので、夕食は、sunnyが好きなものを用意し、それプラス他に食べられそうなものを用意して、「食べたければ食べなね」と声掛けをします。

そこで食べて美味しいと言えば、それをsunnyの好きなもののレパートリーに増やす。
食べなければ、ゴボウ父さんが普通に食べるという感じで、残ることはないです。

意外に、ゴボウ父さんが美味しいと言って食べていると、ライバル心だして、競って食べていることもあります。

大人になるまでに

ビュッフェ

社会に出てから「あれも嫌い。これも嫌い。」という言動を前面に押し出すような態度は、スマートではない。

苦手な食べ物が多くても、上手くスルーして、食事を楽しむスキルを身に付けていけば、社会にでても何とかなる。
得意な分野で苦手分野をカバーできればいいかな。

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