プログラミング教育
2020年度から小学校で始まったプログラミング教育。「プログラミング」という言葉から何やら難しそうな印象。
母は、Windows95が発売される前のMS-DOSの時代からコンピュータを使っており、かれこれパソコン歴30年以上。それでも、小学校で教えるプログラミングとはどんなものか想像がつかず、調べて実際にやってみました。
[出典]文部科学省公式動画チャンネル
動画は、概要説明の動画と実際にScratchやViscuitを使ってプログラムを作る動画があります。Scratch(スクラッチ)とは
Scratch(スクラッチ)とは、アメリカのマサチューセッツ工科大学(MIT)の研究メディアラボ ライフロングキンダーガーデングループが子供のプログラミング教育用に作ったプログラミング言語とその環境です。
プログラミングと言っても、ブロックを積み重ねて命令していくもので、子供が楽しく学べるようにできています。
実際の操作
Scratch (スクラッチ)はWEB上でできますのでダウンロードする必要はありません。
左側のブロックを右にドラッグし、歩かせたり、回転させるブロックを繋げて、「歩く」→「回転」と命令を増やしていくことができます。プログラミン的思考
プログラミング的思考とは、本当にザックリ簡単に説明すると
上の画像の「①」と「②」は同じ動きのプログラムです。
「①」「歩く」→「回す」→「歩く」→「回す」→「歩く」→「回す」「②」『「歩く」→「回す」』を3回繰り返す
①の同じ命令を3回するなら、②の命令の仕方の方ががわかりやすく、効率的だよねという感じです。
小学校プログラミング教育の手引を読むより、教員用の教材テキストの方が図解も多く、わかりやすかったです。
プログラミングの授業がどんなものかザックリ知りたい方は、この教員用の教材サイトがおススメです。Scratchもこのサイトも無料で使えますので。
プログラミングと言っても「プログラミング的思考」がメインでガッツリとプログラマー育成のような英語でのテキスト言語のプログラミングではないので恐れることはありません。
実際親子でやってみる
母が何となく、Scratchの使い方がわかったところで、sunnyとテレビ画面でYouTubeのScratch講座を見ながらタブレットで一緒にやってみました。
テレビ画面を見て、説明を聞いて、操作する。子供一人ではかなり難易度が高いと感じ、その都度動画を一時停止したり、動画の説明をsunnyが落ち着いて聞ける状態の時に再度母が説明したりして進めていきました。
好奇心の塊のような子供なので、もう夢中になって色々いじってキャラクターを動かすプログラムを作っていました。一番ウケていたのが、変数を変えて動作の速度を変えるところです。数を多くすると早く動き、数を少なくするとゆっくり動く。もちろん数をどんどん増やし、グルグル回ったりするキャラクターを見て大笑い。
こういう反応って大人と違うよな~と冷ややかに見てしまった母でした。
今回水族館を作るプログラムを作りましたが、次はオリジナルで動物園を作ってみたいと何やらアイディアが浮かんでいるようです。
まだまだ使いこなしたり、プログラミングを理解できている訳ではありませんが、20分ほどの動画を40分くらいかけてやってみて、何となく「やり方・できること」がわかったようです。
やってみた結果
直感的に操作できるので、基本操作を教えてあげればあとは子供が勝手にいじくり倒す。その過程で「プログラミング的思考」の助言を適宜してあげられればベストかな。
やっていく中で感じたのが、頭の柔軟性が必要なので、大人より子供の方が面白いアイディアが浮かびそうです。
ただ、各学校教員の方のスキルや発想次第で取り組み方が変わりますので、まだまだ未知の世界で大人にとっては新しい教科で不安を感じますが、子供にとってはどの学習も新しい発見の連続ですので、プログラミングもそのうちの1つにすぎないのかもしれませんね。
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