はじめてのおつかいは何歳?
sunnyは、1人でどこかに行ったことがありません。その機会が無かったというか、作らずに来ていました。
学校は集団登校。帰りは学童のため親が迎えに行っています。
学童に行っているため、放課後友達の家に行くということも無く、休日は家族で過ごしており、家に1人でいたこともありません。
自分は?と考えると未就学児の頃から1人でどこかに行くこともあったような。小学校に入学後は、完全に記憶にあり友達の家に行ったり、買い物に行ったり1人でガンガン行動していました。
土地柄もありますし、保護者の考えや子供の性格もあるので何歳からが良いというのはないと思いますが、いつかは1人で行動する日が来ます。
交通ルールを守って安全に行動できるようになったらと思っていましたが、ついに先日その日がやってきました。
1人でおつかい?
今までは冗談で、〇〇足りないからsunnyに買ってきてくれる?なんて言うと
sunny 「嫌だよ。怖い。一人じゃ行けない。」
と断っていたのが、
たまたま母の常備食のアーモンドが切れたので
母 「アーモンド買ってきてくれない?」
と完全に冗談で言ったつもりが
sunny 「いいよ。」
過保護でしょうか。ものすごく母は動揺しました。歩いて3分の場所のスーパーでアーモンド1つ買ってくるのに、本当に安全に気を付けて行ってこれるのか?母のアーモンドのためにsunnyを危険な目に合わせて母が一生後悔することにならないか?など色々話し合いました。
sunnyの固い決意を確認し、いざ買い物へ
お金を子供用のお財布に入れ、買い物バッグを持っていざ出発!
玄関から見送ったものの、やっぱり心配。夕方5時ごろでしたが、辺りはすでに暗くなっていたので「はじめてのおつかい」の時間じゃないなとさらに不安が。
sunnyに見つからないように、こっそり遠くから見守り。
スーパーに入る車に気を付けながら歩くのがけっこう大変な場所。sunnyは体が小さいので暗いと気付いてもらえず、sunnyは立ち往生。何台かsunnyの前を車が通りすぎ、やっと止まってもらえて歩道に移動することができていました。
その後も、慎重に慎重に行動している様子。
スーパーの中までは追いかけず、ジッと待つこと数分ですぐに買い物を終え出てきました。その後も見守り、家の玄関の前で待っていました。
帰ってきたsunnyの表情は、引き締まっていて緊張と達成感で凛々しかったですが、家に入った瞬間に顔が緩み、笑顔で
sunny 「買ってきたよ。これでいい?怖かったけど、楽しかった。」
とはじめてのおつかいを満喫していたようでした。
母 「頑張ったね。頑張ったね。」
とギューっとハグしちゃいました。
緊張が解けたsunnyは饒舌に。
sunny 「悪いやつに連れていかれないように、ヤンキーの顔して通りすがりの人を全員にらみつけてやった。」
母 「悪くない人にそれやったら、逆に殴られるかもよ。」
あっと思い浮かんだのがsunnyは体が小さく、童顔なので見た目が幼稚園児。こんな時間に1人で行動していたら、虐待か迷子に間違われないか?でした。
母 「誰かに1人でいること聞かれなかった?」
sunny 「スーパーの中でおばさんに、僕1人で来たの?って聞かれた。」
そういう風に声をかけてくれる環境に感謝と、1人で買い物を行かせる時間帯を考えるべきだったと反省。
sunnyはというと、はじめてのおつかいで買ったアーモンドのレシートを大切にとっていて、買ったアーモンドの写真を撮ってくれとせがみ、翌日も「怖かったけど、すごい楽しくてまた行きたい!」と興奮冷めやらぬ様子でした。
自信がついたようで、数日は積極的にお手伝いしてくれました。
親の方は、成長の喜びを感じるとともに過保護とバカ親を自覚した一日でした。
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