「あいしてくれてありがとう」
sunnyが学校の図書館から借りてきた本の中に「宮西達也」さんの本がありました。
小学校2年生の男児にはちょっと照れくさいくらいのストレートな言葉の題名「あいしてくれてありがとう」ですが、変化球の言葉を理解しにくいタイプの子供にはド直球でわかりやすく良いようです。
今年のゴボウ父さんの誕生日には、この本の表紙をsunnyが模写して「お誕生日おめでとう!あいしてくれてありがとう」と言ってこの絵をプレゼントしていました。
宮西達也さんティラノサウルスシリーズ
この宮西達也さんの恐竜シリーズは、優しさに不器用なティラノサウルスが最終的に大きな愛を持って弱いものを守るというストーリー展開が多く、切ない終わり方の本もあります。
ひらがなばかりなので未就学児でひらがながわかる子供は1人でも読めそうですが、文字数がありますし、ストーリーに入り込むには親が読み聞かせしてあげたほうが楽しめる気がします。
我が家は、本の内容の予備知識無く母が読み聞かせをして、最初の1冊は思いのほか泣けてきて読み終わったあと、親子で余韻に浸っていました。
このシリーズ15冊刊行されていますが、そのうちの13冊読みました。
色々な優しさや愛し方が表現され、なかでも「あなたをずっとずっとあいしてる」は血のつながらない親子の愛がテーマで、絵本としては未就学児でも楽しめますが、本質を理解するには小学生くらいになってからの方が深く感じ取れる内容だと思います。
この本を読んだあと、親の愛についてsunnyと語り合ってしまいました。
ティラノサウルスシリーズは、優しさや愛をわかりやすいストーリー展開で伝えられるので、子供にそういうものを教えたいなと思ったとき、手に取っていただけると良い本かと思います。
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