自死について子供と語る
若くして自らこの世を去る有名人の方のニュースが報道され、今日も朝からテレビやネットでたくさん取り上げられています。
我が家は自死についてよく語り合う家族です。このようなニュースがでるたびに、親が自死について会話をしていると子供が聞かないふりをして聞いていて、自分なりの意見を持ち、小学1年生ごろから会話に参加するようになりました。
子供の一番の疑問は「なぜ、自分で命をたったのか」です。
人それぞれ理由は違い、真実は本人しかわかりません。憶測で話すことでもありませんので私は「わからない。それは本人しかわからないことだよ。」と答えます。
生きているだけでいい
我が家の極論は「生きているだけでいい。」です。
生きていれば、やり直すことも何でもできる。
逃げたっていい。新しい場所で新しい価値を感じることもある。
とにかく、生きていれば何とかなる!
こんな話をしているせいか、子供は叱られると「俺はすごいんだぜ。生きてるんだから。生きてるだけでいいんだよ。」と言うことがあります。ちょっと極端な気もしますが、それぐらいでいいのかなと思います。
親もそれを言われると、勉強や運動などできるに越したことは無いと欲をかき過ぎているかもと、子育ての原点回帰できます。
今はまだ8歳の子供。生きていくことの本当の大変さ、自死を選ぶほどの心の辛さは考えもおよばないでしょう。
これから先、思春期を迎え、人生色々な経験をしていくと嫌な事や行き詰まりを感じたりすることなど生きていくことが辛いと感じる時が来るかもしれません。その時に、このことを思い出して寿命を全うしてくれたらなと思います。
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