「小学2年生反抗期息子」vs「昭和パパ」

2022年2月6日日曜日

高齢出産 困ったエピソード 子育て法 小学2年

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 息子と父親のバトル

昭和パパ

小学2年生の息子は一人っ子で溺愛されて育っています。高齢での子供ですので、子供のすることに大目に見ていることも多いかと思います。

父親は普段は温厚な性格ですが、意外に気が短い。昭和の職人の家庭に育った人で、何か悪さをした時は、両親に殴られて叱られるのが「躾」とされていた家庭。今はこれを虐〇と通報されて親が逮捕されているケースもありますね。

息子のイヤイヤ期の時の父親

息子が2歳のイヤイヤ期の時に、お風呂に入りたからず、毎日グズる日々で父親が1度キレたことがありました。すぐに止めに入り、やり返す力が無い子供に手を上げるほど卑怯な事は無い。あなたは、自分のイライラを無力な子供にぶつけているだけ。子供は大きくなって言うことをきかない相手に暴力で解決する人間になると伝え、二度と手を上げないよう話をしました。

それ以来、父親が子供を叩くことは無くなりましたが、逆に息子の方が簡単に父親を叩いたり、蹴ったりするように。父親以外の友達など他者に手を上げることは一度もありませんが、父親にはやっても良いという考えが根付いてしまったようで。

小さいころは力が弱いので、父親もジャレている程度に感じていましたが、段々力がついてきて不意に殴られたりすると本気で痛い。口で言っても息子がきくことは無く、エスカレートしていく一方。そこに最近は息子の生意気な口がプラスされて制御不能。

息子の反抗期

とくに今週は反抗期のように父親母親両方に反抗的。母親とは先日ぶつかり合って和解しましたが、父親には同じ反抗が続いていました。

そんな日々のストレスが父親もたまっていたんでしょう。

今日、子供に何か話しかけた時に、思いっ切り顔を殴られたようでついにブチ切れて叩き返してしまった様子。

私は別の部屋にいて、怒鳴り声が聞こえ慌てて見に行きました。

息子と父親の喧嘩

親子喧嘩
息子も父親もお互い感情的になっていますが、やはりまだ本気をだせば当たり前ですが父親の方が腕力はある。父親も力加減はしているようで、息子がくらいついて行ったのを投げ飛ばすでもソファの上にしていたので、すぐに仲裁に入らず何か父親として落としどころを持っているのかと様子を見ることに。

しかし!ただお互い暴力とののしり合いだけで全然先が見えない。何の計算も無くやっているだけ。息子は力で敵わないと思ったのか、生意気な口で言い返す。それにキレて手数が増えていく父親。

母親が仲裁

私は、息子が叩かれた瞬間もう父親のことが許せなくて間に割って入っていました。

兄弟げんかのようなものでしょうが、力関係が公平ではない。

父親には、イラっとして自分を止められないのなら距離をとるようにして、出て行けばいいと言うと、そのままどこかへ出て行きました。

子供には、普段のあなたの暴力でどれだけ父親が我慢しているか。あたなを愛しているから手を上げないよう我慢し続けていたことを諭しました。

いつも殴ったり蹴ったりするのを注意すると、「パパが悪い」と反抗する息子も今日は「自分が悪い。あとで謝る。」と泣いていました。

子供の本音

子供の記憶にある限り、本気で父親とやりあったのは初めてであろう。怒鳴り襲い掛かってくる父親の事をどう思ったのか心配に。

気持ちを聞くと、「何とも思わない。」と平然を装う息子。普段から本心をすぐに話す子供では無い。溜め込んで処理できていれば良いが、今回のような事はまだ未熟な心の子供に処理できるわけなく「何とも思わない。」わけがない。

「何とも思わない」と思いこもうとしていない?自分の気持ちに嘘をついてしまうと、脳が正しく判断できなくなっちゃうよ。気持ちって「心」だと思われているけど、脳の機能だから。正直に気持ちを吐き出しな。

息子「痛かった。怖かった。」

と抱きついてきました。そうだよね。よく言えたね。

母親は息子に甘いのであろうか。とても切なくなってしまいました。

男児の子育て

子供が先に父親に手を出したのは言語道断だが、それに同じ方法でやり返した父親。

母親としては他に解決策はなかったのだろうか?と思ってしまう。

父親が夜帰宅し、息子がすぐに「パパごめんなさい。」と謝り、「こっちもごめんね。」と父親も反省した様子。その後、一緒にお風呂に入っていました。

父と息子、男同士の何か通じるものがあるかもしれない。

これで遺恨が残らず終わってくれることを願おう。

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