子供のリアクションって予想外
近所の「くら寿司」が自動精算機になって1年くらいかな。毎回行くたびに年配の方たちが自動精算機の前で立ち往生しています。
普段空いている時間帯に行くので、ちょっと待てば店員さんが来て教えてくださっているので手助けをしたことはありませんでした。
昨日は、夕飯時でかなりの混雑。待合スペースには長蛇の列で入口まで人が溢れている状態。店員さんも自動精算機の近くにはおらず、ホールを忙しそうに動いていました。
2台自動精算機があって、1台は年配の女性。隣のもう1台でうちが清算をしていました。
女性は、バーコードを読み込ませるところからわからず店員さんに聞くにも人が居ない。
ちょうど隣に居た私に「ちょっとこれわかる?教えてくれる?」と。
いいですよとやり方を説明していると
息子 「スゲー!!うちのママ、人にやり方教えてるよ!スゲースゲー!!」
と大声で言い始めました。もちろんわざとでも無く正直に感じたことを言ったのだと思いますが、その驚いたリアクションの大きさったら。
待合スペースの人たちも何事?って見始めるし、一番は聞いてきた女性がバツ悪そうに「教えてもらっちゃってごめんね。」と
「もうやめなさい!」と必死に息子の口を押えてしまいました。
女性もなんだか恥ずかしかったのか、清算が終わると一目散に店を後にしていました。
帰りの車内は、子供とこの話で大盛り上がり。
全然「人助け」というほどのことではありませんが、子供にとってはこんなちょっとしたことでもヒーローみたいに見えるんだなぁと。
お手伝いの注意点
今回自動精算機の使い方をお手伝いしたのですが、子供がもし今後同じ状況になってやってあげたいと思った時のために伝えたのが、
「他人のお金を触るな」
です。今回もやり方を説明はしてもお金は、「ここの投入口に入れてください。」と女性自身に入れてもらいました。
「なんでやってあげちゃダメなの?」と不思議そうにしていましたが、もし金額が合わなかった時に、トラブルになる可能性があるから。
例えば、その人が5,000円と思い込んでいた紙幣が実際は1,000円だったとしてお金が足りないとなった時、相手の勘違いでも相手に疑念を抱かせることになる。せっかくの好意が嫌な思いになる可能性があるから。
誰も触っていなければ、自分の勘違いだとすぐに認められるけど、間に人が入ってしまうと
そうもいかなくなる。
学校でも、お友達のお金には絶対に触れちゃだめだよ。お金のトラブルはみんなが嫌な思いをするから、相手に誤解させない行動が必要。
小学3年生にはちょっと難しい話かなとも思いましたが、こういう機会が無いとなかなか伝えるタイミングが無いので話せて良かったかな。
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