やっちゃいけない子育てをやって、子供を泣かせてしまった
子育て本などに書かれていることはけっこう見てしまうほうなんですが、知っていることとやっていることがイコールでないことが多い母親です。
今回は、子供の描いた「絵」について。
子供の描いた「絵」への声掛けって、正解?というかよく書かれていることは、批評はせず褒める。
ここが良い!とか色が良い!とか具体的に褒めるのではなく、頑張って描いた過程を褒めるだけ。
ましてや、「ここはもっとこうした方がいいよ。」ということはNG。
敬老の日のプレゼント
敬老の日で息子が祖父へのプレゼントで祖父の絵を描くことに。
祖父はそば打ちが趣味なので、テーマは「そば打ちをしているじいじ」
初めに、鉛筆とクーピーを使ってそばを打っている祖父を描いて見せてきました。
ここで終わらせておけば良かったのに、「背景は塗らないの?」と聞いてしまった。
息子 「絵具で塗ってみたい。」
自分で準備をして黙々と背景を塗っていました。私は別の部屋で仕事をしていて創作過程を見ていなかったのですが、
息子 「完成したよ。」
と持ってきた絵が、背景が赤とオレンジで火事の燃えているような中でそば打ちをしている絵になっていました。
祖父の年齢も年齢なので、火葬を想像してしまったのは私の想像力のおかしさなのか。
絵が衝撃的だったので言葉が出てこなかったら、息子が何かを察知し落ち込んでしまいました。
息子の絵を否定はしてはいけないとわかっているけど、これを祖父に見せるのは、、、
子供を傷つけずにこの絵を何とかしなければと必死に考えた結果
私 「ちょっと白とか他の色も使ってみる?」
うちの息子は自分の作品に何か言われるのがとても嫌い。これは息子だけじゃなく、みんなそうかもしれませんね。
息子 「もうやらない。疲れた。」
私 「じゃぁ、ママがちょっとやってみてもいい?久しぶりに絵具で遊んでみたくなっちゃった。」
息子 「別にいいよ。好きにして。」
完全に不正解な対応だと思いながらも、絵心が無いのに「火事」のような背景を何とかしようとやってみましたが、焼け石に水。
作品が良くなるどころか、もうわけわかならい色に。
息子に猛烈に謝罪。
すると、息子が涙をポロポロこぼしながら泣いてしまい、
息子 「ママは悪くないよ。謝らなくていいんだよ。僕がママがいたずらしたくならないような圧倒的に良い絵を描けば良かったんだから。」
あらら、、、何か申し訳無さが倍増。
もう二度と絵を描かないと落ち込んだ息子を何とか説得し絵を描いていただきました。
もちろんもう背景はつけません。
何か私が今回無駄に息子を振り回して傷付けてしまった。
夜寝る頃に
息子 「早く大人になりたいな~。好きなことを自分で自由にしたい。」
ごもっともです。私だいぶ鬱陶しい親ですね。失礼しました。
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