色々な人の声が聞こえる

2021年10月23日土曜日

エピソード 小学2年

t f B! P L

sunnyの言葉にドキッ 

question

sunny「色々な人の声が聞こえるんだよ。」と突然言い出しました。
ゴボウ父さんと母は、ドキっとし、「いる人の声?いない人の声?」など質問攻めに。
sunny「いない人の声。」。

親の戸惑うすごい空気感だったんでしょう。sunnyはそれ以上は「わかんない!」と怒って答えなくなりました。

何故ドキッとしたのか

幻聴なのか?統合失調症なのか?と頭をよぎったからです。

子供も発症しますが、10歳まではあまり一般的ではないので、なんだろうこれ。


母は、仕事で毎日統合失調症の方たちと過ごしています。精神保健福祉士の実習で病院にもいたこともあり、急性期から寛解期まで接しているので、知らないことへの漠然とした不安はありませんでした。

色々なケースはありますが、初期に適切に処置をすれば、経過が良好な場合も多いです。
もちろん、経過が良好でなく、辛い状況が継続していく場合もあります。
寛解はあっても完治がない病気です。

発症したら母として…


母は、0か100かの極端な性格。仕事の時は、判断を間違わないように意識的にニュートラルな状態を保っています。

ですが、この時は完全に母は100のモードでsunnyが統合失調症だったらと想像を膨らませました。「そうだ。草間彌生でいこう!」となって、ストンっと気持ちがスッキリしました。

結局

次の日の夜、sunnyが風呂上がりに「耳くそほじって。」と。ゴボウ父さんが綿棒でホジホジしてあげると「これでもっと聞こえる。」。エッ?どういうことでしょうか?
「俺、耳が良いんだよ。先生の声も良く聞こえるよ。」
いない人の声って昨日言っていたのに。。。
そうです。質問した時は自宅。先生やお友達は家にはいません。なので、「いない人の声」と答えたのです。間違ってはいない。

「そっか。先生の言うことが良く聞こえるって良いね。」hahahahaha。この時の、親の微妙な笑い。

会話って難しい。子供に限らず、相手の解釈によって色々な風に捉えられますからね。


ただの母の暴走でしたが…「私の草間彌生が~~~gagagagagaga。」


母が描いた草間彌生先生風カボチャ
「母が描いた草間彌生さん風カボチャ」


草間彌生さんに叱られて来い!

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