不妊治療2「決断」そこまでして子供が欲しいか

2021年11月2日火曜日

高齢出産 不妊治療

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体外受精

体外受精
通院をはじめて半年、検査で体外受精の「顕微授精」しか方法が無いとなり、夫婦で何度も話し合いをしました。
ゴボウ父さんは、体外受精に抵抗はあるけど、「これしかない」と言われればそうするしかないと。

私は、そこまでして子供が欲しいのか自問自答していました。
ただ、この半年の通院に毎回仕事終わりにかけつけ寄り添ってくれたゴボウ父さんの強い気持ちもわかっているし、本人が検査結果に一番ショックと責任を感じているのもわかる。
私も子供を授かりたいという気持ちがある以上、この方法しかないと覚悟を決めました。

金銭面

金銭面
金銭面は、ずっと共働きでしたので何とかなる金額でしたが、1回50万円は覚悟がいるし、何回で妊娠できるかもわからない。

いつまで続けるのか?お金がつきるまで?
そんなことを考えると「命」とお金の価値とか嫌な感覚が芽生えます。

毎回通院のたびに数万円。だんだん金銭感覚が麻痺してきます。

私は自分のせいで妊娠を希望するのが高齢になってしまったので、お金の弱音を吐く立場にありませんね。

排卵誘発剤

注射
体外受精前、服薬と注射を毎日しました。

自己注射が選べるとのことで、仕事もあるし自己注射が時間的に助かるなと自己注射に決めました。

しかし、やり方を伝授してもらうため、初回は看護師さんとやりましたがビビりでできませんでした。結局、毎日通院して看護師さんに打ってもらいました。

職場の近くのクリニックにして良かったです。休診日も朝1番で誘発剤注射をするクライアントのためだけに看護師さんがいてくれて、仕事前に打ってもらえてとても助かりました。

排卵誘発剤の副作用

ネットなどで色々調べて、排卵誘発剤の副作用が辛いというのをたくさん見かけていました。
私は、本当にみんなが打っている誘発剤?と思うほど、全く副作用がありませんでした。

仕事にも日常生活にも影響なく過ごしていました。

採卵日

朝、大量のおりもののようなものが出ていて、もしかしてもう排卵しちゃった?と焦りと不安でクリニックへ。
先生にも伝えましたが、とりあえず採卵することに。

全身麻酔

オペ室に入り、全身麻酔をしました。ほんの数秒で意識が無くなった気がします。
痛みは、全く無く、気付けば病室でした。

採卵日で突然仕事を休まなければならないことに備えて、仕事で睡眠不足の毎日だったので、午前中採卵でしたが、目覚めた時は夕方に。

私は寝てて記憶にありませんが、ゴボウ父さんの話だと何度も看護師さんが起こしに来たけど目を覚さずに爆睡していたとのこと。

採卵後

何となく下腹部に違和感はありましたが、痛みはありませんでした。
クリニックの帰りに夕飯を外食で済まし、翌日は通常通り出勤しました。

卵の数は

胚
採卵できた卵の数は8個。その中で状態が良い卵が4個。
2つを体外受精に。もう2つを顕微授精にとご提案いただき、そうすることにしました。

無事に授精してくれることを願うばかり。

不妊治療って待つことが多い。
子供が欲しいと思うまで39年もかかったのに、不妊治療を始めてここまでの9ヶ月がものすごく長く感じました。

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