胚に育った卵の数は
採卵で卵が8つ採れ、そのうち状態の良い卵が4つ。2つ体外受精、2つ顕微授精にしました。
その後、胚に育った卵は2つ。顕微授精のもののみでした。
この結果を見ると、自然妊娠どころか、人工授精でもダメだったってこと。
人工授精を何度もして時間を無駄にしなくて良かった。
ただ移植できる胚は2つ。育てば二人の命。多いととるか、少ないととるか複雑な心境。
新鮮胚移植
病院の方針で、採卵1回目は、1個ずつの移植しかできないとのことで、1つを新鮮胚移植。もう1つの胚は凍結することに。
胚移植は、それほど痛みを伴わず、時間もかからずに終わりました。
ただこれは、感覚的なものですが、採卵したばかりでまだ子宮というか体が落ち着いていない感じでぐちゅぐちゅした状態でした。
移植後の生活
妊娠判定まで普通に生活するしかありませんが、気になって気になって仕方がない日々でした。
ネットで経験した方の情報を読みあさったり、全然気持ちにゆとりはありませんでした。
妊娠判定
尿検査で妊娠判定。
結果は「陰性」。着床しませんでした。そんな気がしていたので、先生から言われた時はそれほどショックではありませんでした。
帰り道
ゴボウ父さんの運転で帰りましたが、二人とも無言。
何故か、私は涙が出て止まらなくなり号泣してしまいました。
クリニックではショックを受けていないつもりでしたが、心理的には自覚なくかなり色々積み重なっていたものがあったようです。
1つの命を失った喪失感もあり、何かをやったから妊娠できなかったという訳では無いのに、「あの時熱いお風呂に入ったから?」「あの時出かけたから?」などしても仕方が無い後悔を延々としていました。
明か暗か
不妊治療って、妊娠すればハッピーで妊娠しなければハッピーじゃない。0か100か。
間が無い世界だとつくづく思いました。
妊娠しない限り、先の見えないトンネルの中をずっと彷徨っていなければならない。妊娠すれば急に出口から出れる。トンネルの長さは誰もわからない。
この時期は、まさに彷徨いもがいている時期でした。
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