おばさんサーファー
夫がサーファーでサーフィン歴25年。息子が小学生くらいになったら興味を持つかなと思ったら、夫のサーフィンをしている姿が格好良く感じないらしく、やりたくないと。
東京オリンピックで五十嵐カノア選手のサーフィンを見て、「サーフィンってこういうスポーツなの?パパと同じスポーツやっているとは思えない。」とサーフィンの凄さに感動していましたが、自分のDNAを悟ったのかやはり自分がやるのは嫌だそうで。
40肩?50肩?
昨年から肩を痛め、上がらなくなってしまった夫。1年間整形外科のリハビリや整骨院に通い、日常生活には困らないくらいに回復しました。
しかし、大好きなサーフィンはパドリングができない状態で、平日自宅でリハビリをして週末海に行っていますが、毎回ダメだったと言って帰って来ています。
夏だ!海だ!
先週くらいからもう真夏の勢いの暑さ。まだ海開きはしていないので、昼間もサーフィンができます。
私はサーフィンに詳しくないので全国的なことは知りませんが、居住地の近くの海は海開きがされると観光の遊泳が中心となるのでサーフィンは早朝と夕方のみになります。
昨日、何となくもう海入れるんじゃない?と夫に聞いたら、とっくに入れるとのことだったので、息子も一緒に連れてってあげたらということになりました。
息子も大喜びでパパについて行く!と。ただ、言って後悔。夫は自分のこと優先で子供の監督責任を果たさないタイプ。今まで何度ケガをさせて帰ってきたことか。
水の事故はケガではすまない。命が危ない!
行くことを楽しみにしているのを今さら中止にするのもかわいそうなので結局私も同行することに。
おばさんの水着
いつかは行かなければならない時が来ると、水着は用意していました。
普通の水着では、太ったおばさんの私の体型では、女子プロレスラー。昔のダンプ松本さんのようなイメージです。
その姿を披露する勇気は無く、色々考えた結果、ウェットスーツじゃないサーファーのような恰好。少しゆったりした短パンの水着に上はブラジャーのような水着の上にラッシュガードを着る。ラッシュガードは絶対に脱ぎません。いやお見苦しくて脱げません。
やっぱり海はいいですね
インドア派の私ですが、海に入って子供と波にプカプカ浮かんでみると、海っていいな~と温泉に浸かっているようにしみじみ思ってしまいます。
まだ7月初旬ですが、私が子供の頃の真夏より暑いので全然冷たく感じず、気持ちいい水温です。
浮きボート代わりにサーフボード
夫がサーフボードに乗り、数回パドリングをしていましたが思うように肩が動かず、早々に離脱。
夫が息子にサーフィンを教えようとしますが、完全に拒否されボードが邪魔に。
サーファーじゃないですよ~
夫が息子と一緒に遊んでいたので私は一人のんびり海の上に浮いていました。
本当に何も考えず、ひたすら”無”の状態でいれて最高な時間。
気付けば2時間たっていました。
なんか、視線を感じると思ったら、ギャラリーのようにサーフィンをしている人を防波堤に座って見ている人たちが。ポツリポツリと増えていた。
もしかして、私がいつテイクオフするか待っている?
そんなことも無いんだろうけど、何となく海から上がりづらくなってしまいました。
心の中で「すみません。サーファーではなく、ただのおばさんですよ。」と呟きながらいそいそと海から上がりました。
息子から「一生波待ち 伝説のサーファーおばさん」とネーミングされました。
この夏はちょっとアクティブに
休日は自宅に引きこもっていた母でしたが、子供と一緒に海でワチャワチャできるのなんてあと数年。二度と手に入らない貴重な時間。
子供は母が水着が似合わないおばさんなんて全然気にしちゃいない。一緒に親と来て遊ぶのが楽しいだけ。気付くのがちょっと遅くなりましたが、今年の夏はアクティブに行くぞ!
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