子育て諦めかけた

2022年8月28日日曜日

困ったエピソード 小学3年

t f B! P L

 子育て諦めかけた

夏休みが終わり、やっと通常運転。

夏休みの親の反省は、自由にさせ過ぎた。

そのしわ寄せが、夏休み最終日に。よくある夏休みの宿題です。

夏休み用の学習ドリルは、学童で最初の3日くらいで全部終わらせたので私の子供なのに早く宿題を終わらせるなんて凄い!鳶が鷹を生んだ!?くらいに思ってしまい、残りの課題もこの勢いでやるんだろうと全く口出しせず、必要な物だけ用意してあとは息子任せにしていました。

夏休みの終わる週の日曜日、

息子 「あ~楽しい夏休みだった!」

とすごくご満悦。

共働きで週末しか時間を作ってあげられず特別どこかに行けたわけではなかったのに、そう思ってくれて良かったと、親も嬉しく思っていたのもつかのま、

で、宿題は?

息子 「全然やってない。終わったのドリルと習字だけ。」

間に合うの?

息子 「何とかなるでしょ。」

私も何とかなると思ってしまい、この時点ではあまり重く受け止めず息子の力を信じていました。

しかし、何時間机の前に座っても何も進まず。ひたすら黙々と鉛筆と消しゴムで遊んでいました。

1ヶ月間遊び続けて、脳が切り替わらない。スイッチが入らない。

結局最終日曜日何も成果物無し。

登校日前日の夏休み最終日もできず、ついに私も爆発!!

イライラする母

イライラが止まらない。自由に好きなことをさせて、家の手伝いもせずに呑気に過ごさせていたのがいけない。

全部親のエゴというか、可愛がり過ぎたことで何もできない子に育ってしまったと。

息子を責めるのは違うなと思い、親の育て方が悪かったと。

何か色々な思いが交錯して、結局何か親がしたことに対して息子が頑張るんじゃないかと期待していた部分があって、それを裏切られた感じが強かった。

子育ては見返りを期待するものじゃない、無償の愛だと思ってやっているのに、思いが強くなりすぎるとやはり無意識のうちに、期待しちゃってたんですね。

子育てを諦めた方が、子供も親も気が楽になるのではと思うようになりました。

「できなかったの。しょうがないねぇ。」

って笑って学校に行かせる方が良いのか?

ただ、子育てを諦めるのと、宿題を諦めるとは違うしと何かモヤモヤ。

学校からのお知らせに夏休みの宿題の提出日が登校日翌日締め切りとあり、あと1日ある

仕切り直し

1回仕切り直しで喝を入れることに。

私 「お母さんは、あなたの事が大好きなのは変わりません。ただ、今までの育て方ではあなたは自分で何もしない子になってしまうので、もっと厳しくしていきたいと思います。」

と宣言し、今まで親に甘えてやらなかったことを自分でやらせるように。

登校日帰ってきたあとは、もう後が無いので強い口調で軍隊のよう。

やっと息子のギアが入り、課題を1つ完成。

しかし、子供の集中力が続くわけもなく2枚目の絵の課題はダラダラ。

そこに父親が帰宅。父親も夏休み宿題をやっていなかった息子へのイライラが募っていて、ダラダラしている息子に思うところがあったんでしょう。

ただ、1度反抗期の息子とやりあってとても後味が悪い経験があり、そこは学習したようでやりあう前に家を出て行くことを選択。

息子は急に泣き出し、ママも俺を見捨てて出て行けばいいと。

厳しい状況に置くことも大事だと迷いましたが、ポロポロ涙を流している8歳の子を置いてはいけないですね。

その後、5時間かかりなんとか完成。というより無理やり完成というか終わりにしただけですが、頑張ったことに意味がある感じです。

そこに父親がフラっと帰宅。

まだ気持ちが切り替えきれなかったのか、息子の絵にまだ未完成だから最後までやれというようなことを言いだし、やっと終わってホッとしていた息子にとっては理不尽な話で息子号泣。

私は一言「出て行った人間が言うな。」

とりあえず、提出書類など全部書かせ学校の準備を終え最低限の夏休みの任務完了。

未提出で良いものや、成果物の無いもの(リコーダーの練習)などは一切できずに終わりました。

父親の反省

翌朝、昨日の自分の行動に反省した様子の父親が息子の夏休みの課題を見て、

父親 「すごいな。これ。すごく上手に描けているよ。」

とべた褒め。わかりやす過ぎるだろう。。。

息子 「親バカ親バカ。」

と笑って答えていました。私は内心、「お前、息子に救われたな。」と。

私と息子の反省会

夏休みの最終週は、我が家にとってすごく嫌な空気の日々になっていました。

しかし、ここで何か学べることがあるはず。こういうチャンスを逃すのはもったいないと息子と話し合いをすることに。

私 「好きな季節はいつ?」

息子 「秋。」

私 「夏じゃなかったの?」

息子 「夏は夏休みがあるから嫌いになった。秋は長い休みが無いし、まとめて宿題もないから。」

あらら。夏休みがトラウマになってしまったようで。

私 「好き勝手に自由に生きたいってよく言ってたじゃん。自由にできる夏休みはいいんじゃないの?」

息子 「俺は、計画性が無いから自由は合ってない。やだやだ自由は。厳しく見守って。」

1ヶ月ほとんど勉強せずにいた結果、全然考えられない脳になってしまい、絵日記の宿題では、文章が1文も思いつかなかったり、祖父母に暑中見舞いOR残暑見舞いを書きましょうという課題も1文も書けず未送付。

あまりに自分の脳が考えられない脳になっていることに驚きと言うか、悔しさと言うか色々な思いがあるようです。

とにかくここからは、上がって行くしかない。頑張ろう!と士気を上げてみましたが、息子の性格や能力に合った応援の仕方ってどんなんだろう?と迷って答えが出ないのが正直なところです。

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