金銭感覚
幼稚園の時に一緒にお買い物に行くことが多かったのですが、年中さんになりお店の物を食べてしまったり、おもちゃ付きのお菓子(食玩)の箱を開けてしまい、お店に謝罪し弁償することが度々ありました。
とくにおもちゃ付きのお菓子の箱を開ける行為は、何度注意しても、一緒にお店の人に謝っても止まることは無く、悪いことをしている認識より、開けてみたい衝動が勝ってしまう。どんどんおもちゃの箱も大きくなり、1箱1,000円くらいするものを開けだした時はそれが数個になると夕飯の買い物よりそっちの弁償代の方が高いくらいに。
幼稚園の先生に聞いてみると、もうそういうことをしたら悪いとわかる年齢で、他のお子さんでそういう話は聞きませんと言われました。
衝動を抑えることができないなら、そういう環境に置かないようにするしかないなと思い、それからスーパーに連れて行くことはほどんどなく、子供も自分がした行為より母親に怒られる場所としてスーパーはあまり良い印象でない場所になっていました。
初めてのおつかい
小学2年生の時に、はじめてのおつかいを経験しましたが、その時は千円札を1枚渡して行かせたので、商品と千円札を店員さんに渡してお買い物成功でした。
自分のお金を使いたい
今日は、自分のお金を使いたい!とママに何かおごりたい!と強く訴えてきました。
ママに奢ると言っても、そのお金の出所はママなんだけどね。。。
でもやはり、子供に奢てもらうのって抵抗があり、「自分のために使いな。」と断りましたが、欲しいものがないし、ママに買ってあげたいの!と言われると断り切れず奢ってもうらことに。
金銭感覚が無い
奢ると言った子供ですが、自分がいくら持っていて、いくらものを奢れるのかなど全くわかっていない。
息子 「一緒に美術館に行こう。入館料は俺が払うよ。」
母 「千円以上するよ。」
息子 「それじゃ、無理かな? じゃぁお昼奢るよ。」
母 「二千円くらいするんじゃないかな。」
息子 「それじゃ無理かな? じゃぁソフトクリーム奢るよ。」
母 「それぐらいなら買えるかも。で、いくら持ってるの?」
息子 「わかんない。」
まずはそこからだろ!と思ってしまう母。
小銭を1枚1枚数え、1,300円くらいあったようでミニストップのソフトクリーム(特盛)とハロハロに決定。
息子 「いくらあれば足りる?」
母 「細かい金額は知らないけど、千円あれば足りるんじゃない。」
と答えると、小銭で千円数え、3回確認したから大丈夫と意気込んでいました。
レジでお会計で732円ですと店員さん言われ、握りしめていた小銭の1,000円をトレーに置きそのまま立っていました。
店員さんも???ってなっていて、私も???
母 「いくら出したの?」
息子 「千円」
母 「732円なんだから740円でいいんだよ。」
息子 「???」
他にお客さんがいなかったためか、店員さんも穏やかに小銭の1,000円の中から740円をとってお会計をしてくれました。
が、息子は残ったお金を受け取らない。
母 「これは多いんだからしまいな。」
息子 「そうなの?」
お釣りの8円を店員さんがトレーにおいても受け取らない。
母 「お釣りなんだから受け取りな。」
息子 「そうなの?」
母 「何にも知らないの?」
息子 「初めてなんだからなんにも知らないよ。初めて自分のお金で払っちゃった(笑)」
息子は、初めて自分のお金で買い物したことに満足気でしたが、母は何も知らない息子に愕然。
学校の算数の計算は問題無くできているのですが、全く買い物の計算に結びついていない。
金銭感覚が無いという言葉がとても相応しい。
算数を頭の中でイメージできるようにするには、日々の買い物などの計算って大切なんだなぁと痛感しました。
少しは成長してお店に行っても余計なことはしなくなったかな?
様子を見ながらまた一緒に買い物に出かけてみたいと思います。
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