9歳 人の強欲さを知る
小4の息子が学校で友達と会社を作って物を売るという遊びを作ったらしい。
売ると言っても通貨は子供が紙で作ったもの。
始めに言い出したお友達が社長で息子が副社長。
その後、この遊びに興味を持って参加したクラスメイトが従業員。
商品は、息子が作ったキャラクターデザインが入った紙で作ったおもちゃの時計など。
息子からこの話を聞いたとき、良くも悪くも何かが起こるな~という予感。
経験してみないとわからないことだと思うので、様子見。
先週は「今日も商品売れたよ。儲かってしょうがない。」
と景気の良い話をしていました。
今週になって「従業員のみんなが、もっと給料上げてくれって言い出して大変なんだ。」
と。今までの給料はいくらか聞くと「社長が決めたんだけど、社長が1万円。副社長が千円。従業員が百円。」
どういう金銭感覚なのか、、、
おそらく、地位によって算数で習う単位を1つずつ変えていったのかな。
結局、それぞれが勝手に給料アップして、社長が1億円。副社長が1万円、従業員が千円になったとか。
とんだブラック企業だなっと大人なら思うが。
それ以降、商品開発などの話は全く無く、お金の話ばかり。
担任の先生にこの怪しい会社を告発されたらしく、解散命令が。
だよね~。と思ってしまったが、告発してくれた生徒さんがいてくれて良かった。
やっぱり内部告発は必要ですね。
転んでもたたでは起きない
あげたりする行為がいけないと先生から注意を受けたらしく、商品がもったいないからそれなら”美術館”にしようって提案したらみんな賛同してくれたと。
親バカですが、発想の転換が早いな~と感心してしまいました。
返金作業
解散命令が出て、今までやり取りしていた仮装通貨を返金する作業が大変と。
息子に「売れた商品も返品してもらうの?」と聞くと
息子 「それは俺が持ってるから。」
母 「売れたのに何故?」
息子 「自分で買ったから。友達が欲しいって言ったんだけど、俺が気に入ってたから自分で買った。」
売れてしょうがないって言ってたじゃん。。。
自分で自分の作品買ってたんか~い。
まだ全然会社と言う仕組みを知らない子供たちが、役職だけつけて紙でお金を量産していたみたい。話が見えないことだらけ。
早々に解散して良かったんじゃないかな。
この遊びでお金にまつわる人の底知れぬ強欲さを学んだようです。
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