小4男児持久走大会から新たな挑戦
昨年から名称が持久走記録会となって、他人と競うのではなく自分の記録を更新しよう!という趣旨に変わった持久走。
でもやっぱり子供たちは順位を気にしています。
毎年息子は上位に入りそうなことを言って、親は楽しみに見に行くと「あれっ?」という結果。
最初の年は、息子の言葉に乗ってしまい期待値マックスで行ったら普通に真ん中くらいの順位。
期待値がマックスだっただけに何故かイラっとしてしまった悪い親。
今年は1位をとる!
気持ちが大切なのはわかるが、持久走って一種の才能というか身体能力も大きく関わってくる。
息子 「今年こそは1位をとる!」
私 「冗談で言ってる?本気?」
息子 「本気だよ。絶対1位をとりたいんだよ。」
そろそろ現実を知っても良い頃だとは思うが、否定する必要も無いので
私 「それなら頑張りな。」
みんな力を抜いている
授業で持久走の試走が始まり、毎日報告してくれる息子。
昨年もそうでしたが、身体能力が高く要領の良いお子さんは練習は力を抜いている。
本番に一番タイムが良くなるよう、試走は全力では走らない。
息子 「今日は〇〇君より早かった。もうすぐ1桁の順位にいけるかも。」
私 「〇〇君ゆっくり走っていなかった?」
息子 「お友達とおしゃべりしながら走ってたよ。」
全力で走る息子と、余裕でおしゃべりしながら走るお友達。
結果は同じくらい。
私 「あなたは全力で走っているの?」
息子 「そうだよ。もう全力。そうしないとみんなに抜かれちゃうから。」
お友達が力を抜いて走っていようと、練習であろうと勝てれば嬉しいそうです。
イメトレ
毎晩イメージトレーニングだけは欠かさずしていた息子。
しかし、イメージが独特。
スタートの時に先頭にいて、よーいドンでスタートした直後に臭いオナラをしてみんなをひるませ、自分はオナラのガスの力でトップを独走。
もう非現実的な世界に楽しみを見つけている様子。
段々性格が歪んでいく
勝ちたい気持ちが日に日に増して行くがだからと言って足が速くなるわけではない。
徐々に息子の発言が歪んでいく。
息子 「今日足の速い〇〇君が足を引きずっていた。チャンス。」
私 「その発想はちょっと。。。」
そして、インフルエンザで学級閉鎖の学年が出始め
息子 「上位10人の子達がインフルエンザになったら俺が上位になるチャンス。」
私 「そんなに感染していたら学級閉鎖で持久走は延期か中止でしょ。」
もはや自分の実力関係無く、他力本願というか自分が上がるのではなく、人を下げる発想。
持久走本番
体調は万全。気持ちも完全に作られた状態でいざ登校。
息子 「1位とるから、絶対に見に来てね。」
私 「見に行くよ。頑張ってね。」
よくもこの期に及んで”1位とる”と言えたものだと思いながらも、嬉しそうに出かける息子がとてつもなく可愛く感じてしまうバカ親。
結果
息子はこれ以上無い完璧な状態、全力を出し切って「16位」。
半分より少し上かな。
気持ち良いほど一生懸命走っていたのは、見てわかったので完璧な「16位」。
今日から実験開始
完璧な「16位」の息子が、一念発起。
普通の運動神経の人間が、1年間毎日走ったら順位が上がるのか?
それとも普通のままなのか。自分で実験をしてみたいと。
面白いチャレンジだなと。
早速今日から開始。
続くかどうかわかりませんが、もし続いたら1年後の結果はいかに。
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