小4男児 実は嘘ばかりついていた

2023年6月3日土曜日

困ったエピソード 小学4年

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 小4男児「嘘」だらけ

先日、息子が親にをついて友達と遊び、

コンビニで買い食いをしていました。


しかし、「嘘」はそれだけでなく「嘘」の中に、まだ「嘘」が隠されていました。


息子がコンビニで友達におごってもらって

その後、お金を返したという奇妙な話を掘り下げて聞いてみました。


まず、お金を持っていたのに何故おごってもらったか。

息子 「お金を持っている子が、持っていない子におごってあげることになって、持ってない子がおごってもらうのがズルいし、羨ましくて自分も持って無いって言っておごってもらった。」

そんな風に考えちゃうんだ、、、


10人近い同級生と遊んでいて、半分がお金を持って来ていて、半分が持っていなかった。

そこで、持っている子がおごったらしい。

その後、遊んで帰る時に息子は良心の呵責に耐えられず

息子 「お金返す。」

友達 「なんで?お金持ってたのかよ。」

息子 「おごってもらっているのが羨ましくて、持って無いって言っちゃった。ごめんね。」

友達 「お前嘘ついていたのかよ。」


次の日学校に行くと、友達から距離をおかれて一緒に遊ばなくなってしまった。


親としては、これでイジメの対象にならなければいいなと。


一緒に遊んでいて1人コンビニ行かず帰ったお子さんがいた。


その子は息子が一番気が合って仲の良い友達でしたが、

その子はこの「おごる・おごられる」という行為が嫌で帰ったとのこと。


えっウソ!?

息子の話から色々考えていたら、何か違和感が。

思わず息子に

母 「この話、本当?」

と聞くと

息子 「本当は、おごってもらってなくて最初から自分のお金で払った。」


驚く女性

母 「エー!!!


そういわれてみれば、おかしいこと色々あった。


今までは全く息子を疑うことが無かったので気付かなかった。


今回の遊びの件は、最初の「友達と遊ぶ約束」をしていたのを

「嘘」をついて偶然会ったというのが「嘘」の始まりで、

その他の話は嘘というよいほとんど作り話だった。


友達とのトラブルも無い。


気の合う友達が帰った話も、そもそも用事で最初から来ていなかったと。


母 「なんでそんな作り話したの?」

息子 「一度ついた嘘はもう変えられないと思ったから。」

私が聞くたびに、次々に作り話を足していったと。


お金を隠して持って行ったことを怒られると思い

→ おごってもらった と言った

おごってもらったと言った時に私が「なんでおごってもらったの?」

と聞いたことで怒られると思い

→ 帰りにお金を返した と言った

など、母親の反応につられて「嘘」というより作り話を足して行った。

作り話を足していくと、最初の話が変えられなくなり、

どんどん本人もわけがわからない話になっていた。


本人は嘘をつくつもりや、親を困らせようとしているわけではないと。

しかも、今回の話に限らずもうずっとこういう「嘘」というか

作り話を日々親にしていたと。


怒られたくない

「嘘」がいけないとかいう話ではなく、

母親に良い子に思われたい。

母親に怒られたくない。

そこから、咄嗟に本当のことが言えなくない子になっていました。


何か悪いことをした時に「怒らないから本当のことをいいな。」

と息子に言って、本当のことを言って怒ったことは無いつもりですが、

実は本当のこと言えて無かったようです。


しかも、悪いことをしていなくても

息子が判断する怒られると思うことに関しては

毎回作り話をしていたと。


そういえば、、、と色々思い当たる違和感が残る話ありました。


じっくり向き合う

9年間で身に付いた考え方なので、簡単に言葉で

「もう作り話は良くないよ。」と言っても伝わらない。


家の中で、こんな話をしてもお互い気持ちが落ち込むだけなので

息子と大自然の中にあるアスレチックに行き、

思い切り一緒に体を動かして遊び、

池に落ちてずぶ濡れになったり、

クタクタになるまで遊んでリフレッシュしてから話すことに。


母の私の言葉に誘導されている感がある時には

母 「それ本当?」

と聞くと

本当の時は「これは絶対に本当。」と答え

作り話をした時は「本当は〇〇。」と答えるように。


寝る前にベッドで横になりながら今日帰りに買い物をした話をしていると


息子 「今度自分のお金でメロン買おう。自分のお金なら文句を言われないし。」

と言ったのですが、

母 「ママが一度でも果物を買う時に文句言ったことある?」

息子 「一度も無いな。俺が作り上げたママのイメージだった。」


息子は、何かをすると私に怒られるというイメージが大きかった。

息子には、怒る母親像を印象付けるほど怖い母でごめんと謝りました。


息子から、親だから悪いことをしたら怒るのは当たり前。

だけど、よく考えれば年に2,3回しかすごく怒ることは無いね。

俺が勝手に作ったイメージだった。

俺は「作り話をしない。」「隠し事をしない。」「嘘をつかない。

この3つを守れるようにしていくよと。


今週は、本来なら普通の会話ですが、

息子にとっては事実を事実のまま話す練習のような日々。


不思議と作り話をする必要が無くなったためか、

学校の様子や友達の話など色々会話が増えました。


一週間たって、「本当のことだけ話すのってどうだった?」と聞いてみると

「すごく気持ちが軽い。嘘をついている時って気持ちが重いっていうか

ずっと何か嫌なものを感じてたから。」と。


これが本心かまだわかりませんが、

ここからは当分信じて見守るしかないかな。

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